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土井善晴は唯の料理人じゃない

現代社会では、料理したくても時間が取れないという問題や、働いても満足に食べられないと言う貧困の問題が起こっています。これはもう社会システムのほうに問題があるのではと疑ってしまいます。それを企業家は「資本主義の競争の原理による必然」と説明するのですが,そのような社会の状態を、数学者であり、日本人の心の働きや文化に関わる著作も多い岡 潔は「生存競争」と言って憂えています。生存競争とは生きるために殺し合いをすることです。けれど、人間の努力は人間の幸福に向かっていなければならないのです・・・・料理することのない人生は、岡 潔が「生存競争とは"無明”でしかない」とすることにも、重なるのかも知れません。無明とは、仏教で言うところの人間の醜悪にして恐ろしい一面です。(土井善晴の「一汁一菜でよいという提案」より)

この本は単なる料理の本ではないよ。土井善晴の教養の深さが垣間見え益々好きになった。
彼の父君である故土井 勝氏も独特の雰囲気をもち好感の持てる料理人だったが。

トランプの出現により世界中が無明の淵に沈んでしまうような予感がする。
けどアメリカの民主主義はそんなに脆いもんではないだろ。
トランプに批判的な米国民の抗議デモ、堂々と良心的な持論を主張する米国民、流石は民主主義の国だと羨ましいよ。
日本はアメリカの米つきバッタか忠臣か。独仏の毅然とした態度を見習え。情けない。爺さんは寝ます。お休み。

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